2014年12月22日月曜日

健康診断活動12月21日

今日もいつもの健康診断活動です。
ぼちぼちっとシップが減ってきました!

どなたか、寄付でシップください!

今日は更年期かな~と思われる45歳後半から50歳代の女性が多かったです。
めまいとか息苦しいとか、冷や汗がでるとか・・もう典型です。

45歳の人で「1年前にもう生理が終わった」という人にはびっくり。
ちょっと早い感じ。

「お年頃だから。病気じゃないから。数年たったら治っていくから」と根気よく説明。
分かってもらえているといいのですが。

それから、鼻血の子供が二人。
親はびっくりして何か病気じゃないかと思って病院へいったらしいが、鼻の中に肉がある・・という診断を受けて帰ってきたらしい。

日本でもそういう子供はいてるよ・・って説明する。
実際、私の兄も子供の時は鼻血少年だった。
朝起きたら枕から顔から血だらけ~~になっていた。
その話をするとちょっと安心したように。

鼻血の対処を説明して終わり。

些細な体調変化をすぐ「重病」と勘違いして病院へいき、病院でも薬を売りつけたいから、病気をあれこれあてはめる。
この悪循環。

いつになったらまともになるやら。

それまで頑張らなければ。


2014年11月24日月曜日

健康診断活動11/23

ここ数日、仕事の方が忙しくへばり気味ですが、元気を出していきましょーー

今日はカンボジア在住の協力助っ人
荒井ちゃんが参加!

順番に並ばないカンボジア人を素晴らしいカンボジア語で整理!
サポートしてくれました!


今日のヒットは

下腹部が痛くて病院に行ったら聴音歩検査をされ
報告書はフランス語でちんぷんかんぷん
本人曰く
膀胱が炎症を起こしてる

出た薬がオメプラゾールとパラせたモール

おいおい

この国の医者はオメプラゾールをどう理解しているんだ


2014年10月20日月曜日

健康診断活動報告2014年7月~10月

7月のブログアップから、なんと3ヶ月が経ってしまいました!
8月、9月、10月と学会シーズン。
今年も、バンコクに、日本に帰って東京で2つの学会を掛け持ち、10月にはマレーシアノコタキナバルまで行ってきました。

でも、健康診断はその合間を縫って毎月1回行いました~~

7月20日
8月17日
9月7日
10月19日

どの日も70人越えという繁盛ぶり(!?)

さらに、途中の道で橋の工事をしていて、ずっと渋滞する場所があり、片道1時間が1時間半を超える日もありました。

慢性疾患の患者さんも増えてきました。
糖尿病と高血圧。

薬は雨森先生が来られるときに処方をしてもらい、先生が次にこられるまで、Do処方で経過観察。



 最近、わかったことは・・・
糖尿の人は・・・

おかゆが大好きな人が多い。
果物は大丈夫と思っている人が多い。


高血圧の人は・・・

干し魚が大好き
塩分が多い食事が大好き。

なので、ここ最近は食事指導をすることが多くなって気ました。

今日も無事に72名終了!




2014年7月19日土曜日

総会無事に終了しました!

去る6月7日、また神戸のくすのき薬局で無事に総会が終了しました!

しか~し、七海がすぐにカンボジアに飛び立ったために、会員の皆様への報告がずいぶん遅れております!

申し訳ありません!

NGOを資金面でサポートするため、昨年末からプノンペンにショップをオープンしたのですが、これがまあなかなか大変でして。

12月にショップを構えてから、これまでに2回の引っ越しを行い、この7月4日に無事にプノンペンのロシアンマーケットの近くにお店兼住居兼、NGO事務所を構えることができました。

特にNGOの医薬品の在庫の引っ越しが大変で!

東日本大震災の時にお預かりした医薬品、ほとんどは配り終えたのですが、まだ期限があるものが残っていて、ランパタという三輪トラックで2回往復。

これがまた大変!

引っ越しのいろいろ大変なのは七海のぽっちっとカンボジア起業日記でご紹介しますが・・・
http://yokonanaumi.blogspot.com/

とにかく!
NGOの事務所の引っ越しも無事に終わったのです!

またNGOの活動が始まります。

昨日の7月18日にはコンポンスプーの孤児院、チェイホームへ。愛知県の支援団体ACHANからの依頼で薬の相談と虫下し薬の配布。

明日7月20日は定期的に行っている健康診断活動。

そして7月末に1度帰国します。

帰国時にニュースレター発行しますので皆さまおまちくださいませ~~

今年度も、頑張ります。よろしくお願いいたしま~す

2014年5月8日木曜日

健康診断活動報告2014年2月~3月

日本への一時帰国が重なり、ブログ更新遅れました~~~~

あ~~はやく現地で手伝ってくれるボランティア薬剤師がもう一人ほし~ですぅ。

さてさて、2月の健康診断ではちょっとヘビーな処方をもらってた人がきたのですが、その人のことを書くとヘビーになるのでとりあえず、簡単なご報告。

2月は42人、3月は40人の患者数で、2013年度、1年間の総患者数は583人になりました!!

パチパチパチパチ!(^^)!

これもご支援くださったみなさまのお蔭で、継続して活動を行えた結果だと思います。

毎月、健康診断に行くようになると、リピーターの患者さんも増えました。
最高再来回数は25回ですよ~

最初は糖尿や高血圧の人だけがリピーターだったのですが、それ以外でもリピートしてくれるようになりました。
そんな患者さんの一例です。

18歳の女の子
手指の先が湿疹で、皮膚がぽろぽろと向けてくる感じ。
いわゆる、「主婦湿疹」のような感じ。
2月に来て、「どこの医者に行っても治らないといわれた」と、悲しそうに訴えてきた。
さらに、足のかかと部分も同じように皮膚がひび割れたようになっている。
部位からみて感染症の可能性が低そうだったので、フルメタ軟膏で対応。

すると翌月の3月に再来♪
症状がちょっとマシになったとのこと。
顔の表情がちょっと柔らかくなってきていた。
そりゃそうでしょう・・・女性にとって手はとっても大事。そんな手の皮がポロポロむけて無残になっているのに、「一生治らない」なんて言われたら、さぞかしショックだったでしょう。
手を触ってみるととっても冷たくって、自分と同じ冷え性の体質かなと思うくらい。
足も靴下などもはいておらず、冷たいまんま。
まずは手足を冷やさないような食事を指導、フルメタを弱いデキサメタゾンに切り替え。

「来月も様子見せてね」というと、嬉しそうに笑ってくれた。
この笑顔が私の活動のパワーになっているなと改めて思った出来事でした。

来年度も頑張りますよぉ~


2014年1月20日月曜日

健康診断報告2014年1月19日

昨日は毎月1回の健康診断でした。

今回は日本の薬剤師のマリちゃんと友人のリョータ君のヘルプがありました!
ありがと~

到着したときは、「あ、今日はちょっと少なめかな~」っていう感じだったんですが・・・
いえいえ・・・とんでもない。

写真
あれよあれよというまに・・・30人が40人に・・そして60人にまで膨れ上がりました。

写真

ここ最近、カンボジアでは肌寒い日が続いていて、めずらしく私もカーディガンを羽織ってました。
なので、鼻かぜや咳といった人が多かったように思います。

今回は結核の可能性があるのに、病院が信用できずに点滴を途中で引き抜いてまできてくれたひとがいました。
でも、血痰もでてるし、3ヶ月も咳が続いていて、脇腹も痛いというので公的な病院へ行って、結核の無料診療を受けるように説明しました。

野党の活躍で、ここ最近、隠れてた汚職が表面化されてきたのですが、どうも保健センターにも汚職があったようです。
本来ならば、結核や出産などは無料なはずなのですが、そこをお金を取り立てるそうです。

公的な保険センターで働く職員も、みんな副業として「手伝っている」人がほとんどで、専門職ではありません。その人たちが数週間のトレーニングを受けて、保健省から支持されたマニュアル通りに問診をして薬を渡しています。
まるで・・・チャート式のように。

今回は保健センターのなかにジアゼパムもみつけました。

ジアゼパムが他の薬を同じように使われている!
この怖いこと。

汚職率の高い保健省・・・・保健センターを管理するべきの職員の意識は本当にどうなっているんでしょうか・・・。

もうひとりC型肝炎の人がマスクをして、家族に染らないかと心配で来た。
C型は空気感染はせず、血液感染をするので、けがをした時や出血をした時だけ気を付けるように説明をしました。
さらに、糖尿病と診断されたので、血糖降下剤ももらっていましたが、肝炎患者は血糖が上がりやすくなるので、簡単に糖尿病と診断ができないのですが。
薬も本来なら慎重にすべきで、薬を処方する前にまずは食事療法をしていかないといけないはずなのですが、そこがどうやらごっそり抜けているようです。

こちらで勝手に薬を減らすことはできないので、微熱やだるいことがあったらすぐ薬を中止してすぐに病院へ行くように説明をしました。

Today, Our NGO's monthly work of Healthcare checking in Veang Preasrae Healthcare Center.
This time, great helpful persons named Mari & Ryota from Japan joined with us!
Thanks so much!

When we arrived there, we felt that there were not so many patients, but! no,no,no!
On the way we were doing, increase patients step by step...and finally, the number of patients was 63!

This time, we faced the two patients.
One of them, lady got cough and diagnosed lung disease in Cambodian clinic.
But she didn't want to believe and came to us.
After my interview, I made sure that there is strongly possibility of Tuberclosis because of bloody phlegm and pain in both side of body.

I recommended to go to public hospital to be checked.

Another was got C-type hepatitis and worry about infuluence to family.
I explained that this virus was influenced with blood, so that normally, no need worry.
And when he injured or bleeded, please pay attention.
He diagnosed diebetis, also.
But the level of glucose rise up easier than usual in case hepatitis.
His doctor gave him many diabetis medicien, so that I was really worry.
I advised to him that it was important to check his body condition, and if he feel tired and slight fever, please stop medicine and go to clinic.

I noticed that there was Diazepam bottle in healthcare center.
This medicine is 'control medicin' in many countries.
But in Cambodia healthcare center, this medicine is put on desk as same as other medicines...
Wow~
As pharmacist, I can not accept this situation.
MoH need to control and manage the high risk medicine...

I relized that there are many thing we need to support to medicine affairs matter as Japanese pharmacist.