2011年7月21日木曜日

第3回カンボジア訪問活動 3日目(7月13日)

この日は、朝から薬剤師会の事務室に行ってお仕事の一日でした。



まずは翌日の14日にシアヌーク病院で患者さん達の前で音楽演奏をするJHPA音楽部の活動のためのリハーサルと準備。



今回、ボランティア参加してくれた加藤ミノル君と二人でどの曲をしようかな~と相談。



日本の曲はメロディがいいと、カンボジアの方に広く受け入れられています。



今回も、「涙そうそう」や「ハナミズキ」、「夜空ノムコウ」などの曲をセレクト。



イントロや終わり方の打ち合わせをしました。





午後からは加藤君はホテルで準備に入り、私は事務所に残り健康診断活動に必要なものを作りました。



*IDカード



*薬袋のラベル



*薬の説明用のラベル



*健康診断管理票



*管理票をとじるファイル





4月に保坂先生と来た時に買いそろえた文具のうち、ファイルを閉じるペーパーファスナーとファイルがすぐなくなってしまって、何度も何度も買いにいってます。



いくら安いとはいえ、、、何度も買っていると、そこそこの出費です。[E:weep]



今までの文具の費用は全部合わせて5000円を超してしまいました・・・!



あ~大変!!



でも辞めるわけにはいかないので、どうにかいけるところまで頑張ってみます。



通訳のチョムヌット君に私のPCを使って英語からカンボジア語に翻訳もしてもらいました。



キーボードに何の表示もないのに打てるって・・・・すごいなあ。



[E:happy02]



2011年7月19日火曜日

第3回カンボジア訪問活動 2日目 7月12日

2日目は今回ボランティアで参加するJHPA音楽部の加藤夫妻に市内を軽く案内。



途中で文具を調達したり、プノンペン市内の詳しい地図を購入したりしました。



初めてトゥクトゥクに乗った二人は、逆行してくるバイクやトゥクトゥクに歓声(??)をあげっぱなしで、居合わせている私も楽しかったです。



でも、私が初めてここに来た時も・・・そうだったな~と思い返したりして。



信号がちゃんと矢印を示していても無視!



信号が赤だからとまっているという保証もなく・・・みんな40キロ~60キロくらいで走行。



だから慣れてくると日本の道路(特に関西)よりも安全にみえたりして。





午後からは夫妻と別れて、薬剤師会の事務室へ。



持ってきたメトホルミンとカルバマゼピンを誰にどれだけ渡すか・・・いわゆる調剤ですね。



薬袋の準備もしなくちゃいけないし・・・



クメール語にもやくさなきゃいけないし・・・



雨森先生とskypeでお話しながら集めた医薬品の数とにらめっこしました。





JHPAの音楽部というのは、音楽活動を通じて子供たちや病気の人たちの精神衛生の発達のサポートや、健康や医療に関するイベントの際の余興として活躍してくれる部門です。



カンボジアではポルポト時代の虐殺で刑務所に入れられたり、拷問にかけられたりした記憶が残っている人も少なくなく、そういう人たちの精神面でのケアは欧米諸国からも多くのNGOがケアを行っています。



日本の音楽はカンボジアの人たちにも広く受け入れられていて、心が和んだり、ほっとしたりしてもらえるそうです。



そんな曲を集めて、患者さんたちと一緒に楽しい時間を過ごすことで、ほんのひと時でも心が安らぐ時間を過ごしてもらえたらと思っていて、メンバーもそんな思いで自費で旅費を出してきてくれています。



ありがとう!!



今回は14日にシアヌーク病院での音楽活動



16日にスラムの子供たちとの音楽活動を予定しています。



明日13日は、午前中少しリハをしないとだめですね。



さて、今回はどの曲をしようかな?わくわくです。[E:confident]







2011年7月17日日曜日

第3回カンボジア訪問活動 1日目報告7月11日

さて、いよいよ始まった活動3回目。



こちらに来る前に入院沙汰になってしまったので、今回の活動はいつもよりちょっとペースを落としていたので、ブログへのリアルタイムな報告ができずにいました。



申し訳ありません。





初日の11日



いつものように台湾からプノンペンに午前11時半には到着し、ホテルへチェックイン。



今回は前と違うミタピアップホテルにしました。



前のラパンランダよりも少し安くて、でもインターネットが快適。



お湯も出るし、電気ポットもあるっていうので。。ここにしました。





それから2時にカンボジア薬剤師会PACのオフィスへ。



いつもお世話になっている保健省のDrugs and Food Safety Department の部屋へ顔を出して挨拶をしてから、事務室へ。





まずはまとめていた薬の荷物を開いてちゃんとあるかどうかの確認。



それからカルテの整理。



どの患者さんにもってきて糖尿病薬を渡せばいいのかをチェック!



数を数えて、もういちど足りているかを確認。



こっちのメトホルミンは500mgなので日本の250mgとは違いたくさん必要になります。。。





雨森先生ともskypeで打ち合わせをしながら、次、来るまでの間、19週間後133日分をお渡しできるようにしました。







なんだか一人で作業してると・・・わびしかったな~





だい



2011年7月11日月曜日

さて、いよいよカンボジア活動3回目です!

[E:airplane]先々週・・・鬼の撹乱ともいうべき病魔に襲われ、不覚にも入院という状態に陥りましたが、無事に復活!



周囲の皆々様のサポートのおかげで、どうにか体力も気力も回復し、今回の訪問に間に合わせることができました。





今回のカンボジア訪問の目的は



*6月の雨森医師の診断後、薬物治療が必要と判断された患者さんへの投薬と服薬指導



*新規の健康診断活動対象患者さんのID登録



*シアヌーク病院との医薬品流通に関する打ち合わせ





それからJHPA音楽部も今回は活動します。[E:note][E:note][E:note]



音楽部部長を務めてくれる加藤ミノル氏がボランティア参加してくれることになり、



スラム街での子どもたちとの演奏会とシアヌーク病院での演奏を計画しています。





今回の活動は1週間程度と短いのですが、次回は11月頃の訪問を予定していて、それまでの期間、お薬が途切れないように薬をある程度の数をそろえる必要があり、国内での医薬品調達にもバタバタしました。





おかげで



NGOメンバーのくすのき薬局、濱野氏からメトフォルミン1000T,カルバマゼピン100TとH2ブロッカーを、



新潟のモトイファーマシーの元井先生からメトフォルミン2000T、カルバマゼピン200Tを寄付として頂きました!





ありがとうございます!





感謝感謝でございます。





寄付くださったお薬は確実に私、七海がプノンペンに持ち込み、きちんと患者さんの手に手渡してきたいとおもいます。





さて、明日はいよいよプノンペンです