皆々様。
本当に多大なるご協力ありがとうございました!
解説はともかく・・・画像でご報告します!
12月6日第1便到着 通常品20ftコンテナ
「きたきた~」
「コンテナ Open!!」
「感動~~」
パレットの数も少ないので、パレットに積んでは倉庫の奥で下ろすという作業が続きます!
続きは後ほど・・・
日本の薬剤師を中心にした途上国への医療支援を行うNGOです。 日本人による医療チームの形で支援を行っていくのがモットーです。 医師・薬剤師の他の医療職の方にもご参加いただけます。
今回のブログ担当は中山です。
今日はスラム街活動の最終日でした。
貯水槽を固定するために用いたセメントが乾いていたため、貯水槽に水を入れ、シャンプー大作戦in スラムを決行しました。
シャンプーと石鹸で子供達をきれいにし、それが終わると歯ブラシを渡し、歯も綺麗にしてあげました。
子供達はすごい喜んでくれて、みんな楽しそうでした。
それに触発されたのか、森も服を脱ぎだし髪の毛を洗い始めました。
スラム街のおばちゃん達は大爆笑。
森はスラム街のおばちゃんに気に入られ、おばちゃんに髪や体を洗ってもらっていました。
その時の森の笑顔は間違いなくカンボジアにきて1番の笑顔だったと思います。
貯水槽の設置、シャンプー大作戦の成功、ごみ拾いも2日間でごみ袋15袋程度拾うことができ、スラム街の活動は大成功だと思います。
スラム街の住人からもすごい感謝され、別れのときには泣き出す子供もいました。
色々大変なことはあったけれど、今振り返るとすごい充実した日々をすごすことができてよかったです。
事前に打ち合わせをと思い、シアヌーク病院の薬剤管理をしているDr. Sok Y Tea 先生のところへお邪魔してきました!
公立の病院の敷地内にでで~んと建っています。
病院の建物の道を挟んで向かい側に倉庫があります。
こちらが医薬品倉庫の入り口
ちゃんと鍵がかかるし、警備の人も常駐しています。
2階部分に当たる通路から撮影しているので、思いっきりぶれてますね・・すみません。
かなり広いのが伝わるかしら~??
一見多いように思うのですが、実は輸送の関係上、ここにあるのはほぼ半年~9か月分。
つまり、1年に2回しか配送を受けられないので、これくらいの在庫になります。
これから廃棄になります。
寄付された医薬品でも期限が切れれば廃棄。
10kgあたり5ドルの廃棄料がかかります。
いくら寄付といえども、期限への配慮は私たちも忘れてはいけませんね。
すると、倉庫では廃棄医薬品の処分中。
ここで廃棄処理をしている女性もお給料を払って廃棄してもらっているそうです。
とてもチャーミングな先生です♪
お話をしていると、薬剤師同士に通ずるところがあって、「薬剤師の基本的理念って万国共通なのかな~?」と感じることもしばしば。
素敵な先生で私は大好きです。
ここは、管理が必要な麻薬類などの医薬品の部屋。クーラーと24時間の喚起設備があります。
以前よりも少なくなっていました。
これから廃棄されてしまう医薬品を積み込んでます。
今回日本から送った支援医薬品がこうならないように、Dr. Sok Y Tea 先生と一緒に在庫管理をしっかりしていかなければいけないなと痛感。
皆さんの支援を無駄にしないためにも、がんばらなくっちゃ!
こんばんわ加藤です。今カフェでカンボジアmusicに揺られながらブログ書いています。
今日は初めて本格的にスラム街で活動(貯水タンク槽の設置、清掃、子どもたちと遊ぶ等)を行いました。
貯水タンクの設置に関しては、予定と少し変わりましたが、貯水タンク槽をセメントで固めるという案で住民の了承を頂き、設置を行い、明日セメントが乾いていることが確認できれば、その段階で、とりあえず水を入れ、その水で現地の子供達に水浴びをしてもらい、シャンプーや石鹸で全身を綺麗に洗う計画をしています。
学生4人が朝から夕方まで全身汗だくになりながら、自分自身が今ここで出来ることは何なのかを考えながら活動してので、それぞれに様々な思いを感じた1日だったと思います。
帰ってからホテルで飲んだコーラは何とも言えない味がした気がします!!
明日も引き続きスラム街での活動を続けます。
滞在もあと数日ということもあり、私が始めてここのブログに書いた内容で、このカンボジアで「お前は何を感じたか??」については最後のブログで詳しく書かせて頂きたいと思います。
こんばんは!!
本日の担当は森が担当します。
昨日の夜は、NGOで活動されている日本人のウエダさんとお話させていただく機会をいただきました。その中で、ウエダさんからスラム街の問題は、水不足、雇用の問題、集落の環境であると教えていただきました。
話し合いの結果、スラム街での活動は貯水タンクの設置と道路整備とごみ拾いを行い予定です。
貯水タンクの設置に関して、カンボジアは11月から5月の間は雨季になることから、現在12月に貯水タンクを設置したとしてもスラムの人たちにとって”今必要なもの”ではないかもしれません。もしかしたら、乾季の間は貯水タンクの必要性を感じないで、そのタンクを売ってお金にする人が出てくるかも知れません。
しかし、学生の立場で使用できる予算が少なく、活動日数も限られている私達ができることは、この貯水タンクの設置を通して、公衆衛生に対する意識をスラムの人達にも持ってもらうことではないかと思い、設置することに決定しました。
今日は、使用する道具の買出しを行い、明日からスラム街で計画した活動を行ってきます。
今日の担当は渡辺です。
予定では今日からスラム街でのトイレ作成なのですが、前回加藤が言ったようにトイレよりも必要なものはあるのではないか?
という考えから、私たち4人は1から考え直し、やはり「水の確保」という答えにたどり着きました。
明日から必要なものの買い出しと作業にとりかかります。
100%の結果は得られるとは限らないのですが、私たちができることを一生懸命頑張りたいと思います。
プノンペンでは日中の日差しが強いので体調管理もしっかり行います。
午後はトゥルース連博物館に行きました。
ポル・ポト派の行った大量虐殺。
当時の遺体の写真や、犠牲者となった人の写真がありました。
鉄棒のようなものにつらされてから頭から水甕につける。
実際ものがあり、衝撃的でした。
本物の頭蓋骨もありました。
人間はここまで残酷になれるのか。
殺された人に罪はないのに。
同じカンボジア人同士でここまでした理由は私にはわかりません。
胸が苦しくなりました。
今からうえださんとお会いして明日の打ち合わせをしてきます。
今回は中山が担当します。
前回の加藤のブログに、アンコールワットで売り子をしている子供たちのことに関して書いていました。
今回は子供の売り子について僕が思ったことを書きたいと思います。
アンコールワットに限らず、インドやトルコなど僕が訪れたことがある国々では子供が売り子をしている所をよく見かけました。
その光景を見るたびに、日本人の子供と比較してしまいます。
日本の子供の日常は学校に行って、終わると遊びに行くか習い事に行くという日々を過ごしているのに対し、発展途上国の子供たちの一部は、観光客相手に働く日々を過ごしています。
もちろん発展途上国の子供たちが自ら働いているわけではないと思います。
日本の子供のようにお菓子やジュースは好きだし、一緒に遊ぶと子供は商品を売るのを忘れて必死になって笑顔ではしゃぎます。
日本人と途上国の子供で大きく違うのは国籍。
生まれた国が違うだけでこんな大きな差が生まれてしまうという現実は、悲しいけれどこれからも起こり続けてしまうと思います。
きっとこの差は簡単に埋めることができるものではないし、権力やお金もない学生の僕が何をしても子供達全員を働かないでいい環境にすることは、どう考えても不可能です。
それを踏まえた上で僕にはこの問題に何ができるのでしょうか?
今回のスラム街での取り組みは答えの1つになるのかなと思います。
地球上に多くあるスラム街のうち、たった1つのスラム街の環境を少し良くしただけでは、全体を見ると全く変化はないと思いますが、何でも変化を与えないと変わらないし、少し環境が良くなるだけで、その地域の人の生活は良くなるかもしれません。
活動を行った地域の人だけ不公平だ。自己満足だ。他にもっと環境が悪い地域がある。など色々言う人がいるかもしれませんが、僕が今できることはプノンペンでのスラム街での活動です。
僕が出来ることを精一杯やる。そのことを頭に入れながら、スラム街の活動を頑張りたいと思います。
こんばんわ。コミュニケーションも大阪のノリで行う加藤が担当します。
26日の午前中はスラム見学に行き、実際にどのようなトイレを作ればいいのか、またスラムの方々が望んでいるものは本当にトイレなのかを自分たちの目で見て、自分たち自身で感じてきました。
そして、スラムの家の実際のトイレも見せて頂き、日本の水洗トイレ程までは行きませんが、最低限のトイレは各家庭においてあることがわかりました。
村長さんの話を聞くところによると、事実そのトイレがあまり清潔で無い為に、病気になっている事も事実です。しかし本当にトイレが汚い原因の要因のひとつに、汚物を流したり、便器を洗うための水不足もあることが、スラム見学で学生自身が気づきました。
ですので、もしこの状態でトイレを作るとしても、逆に作ったトイレによって病気の発生源になってしまう恐れもあるために、トイレ作成の考えは一時凍結し、今現在何が1番ベストであるのかを、再度学生で話し合っている最中です。
私自身、初めてスラムという町を目の当たりにしました。その中では、がりがりの痩せこけた子供もおらず、子供はみなお菓子を食べ歩きをしており、社会の教科書等に載っていたスラム街の様子より、はるかによい環境でした。
しかし、町の通りにはゴミが大量に放置されていて、町全体で独特の異臭を放っており、綺麗にするという感覚が欠如している事は明らかでした。
そこで、残りの活動で私たちがスラム街のごみ拾いをして、町全体に綺麗にする事も1つの案だと思います。
ですが、清掃活動を行ったからといって、スラム街がこれからずっと綺麗な状態でいるでしょうか??多分答えはNOで、時間が経てば、時間が経てばまた今の状況に戻ることでしょう。
そう考えると、実際に何をすれば良いのかという事よりも、1番ベストな解決策はスラムの住民に意識の変化をしてもらう事だと思います。
ただ、その意識の変化は非常に難しく、私たちがこの短期間で私達が出来る内容でもなく、また行う趣旨ともずれるので…
そして少し話は変わりますが、今日は観光でアンコールワットに行ってきました。
その中の至る所に、本やガイドブックやお土産等を歩き回って売っている子供の売り子を多数見ました。私は初めて見た光景でしたので、新鮮さと同時に衝撃を覚えました。
彼らは一方的に「1ドル!1ドル!1ドル!」とほぼ押し売り状態でしたので、大半の観光客には無視に近い状態で、相手にもされていない子ばかりでした。
しかし、子供たちが売ってい物の中には、現地特有のものも多く、1ドル(約80円)にしたら安いと思うもありましたが、押し売りされたらやはり買う気はうせてしまうでしょう。
彼らからは一生懸命売っている様子は感じれましたが、買う側の気持ちを考えているとは思えませんでした。
その気持ちも考えれるようになってくれると売り子の質も上がるのかなと、私自身、日本で野球場の売り子のアルバイトを長年行っているので、勝手ながら今日感じたので、このブログ内に掲載させていただきました。
少しブログの掲載が遅れて申し訳ありませんでした。
こんにちは!
今回は森が担当します!今回で学生による報告も2ターン目に入りました。
今日は、3日間の診療所での診察活動を終えて、午前中は保健省にてこれまで3日間の患者さんのデータ整理と使用した医薬品のチェックを行いました。
データ整理によると、大まかですが糖尿病の患者さんが来局者全体の10分の1を占めていることがわかり、日本のみならずカンボジアでも同じ疾患を持つ患者さんが多くいることに驚きを感じました。
医薬品チェックを通しては、患者さんの訴える症状が偏っていてことから、在庫が無くなってしまった医薬品があったり、また全く使用していない医薬品もありました。一定の傾向を掴めたことで、次回の訪問時に活かせるのではないかと思います。
午後からは、自由時間をいただき近くのマーケットに買い物にいったり、マッサージを受けたりすることができてリフレッシュすることが出来ましたー!
私事ですが、本日11月25日に誕生日を迎えました!
いつもとかわらない一日と思っていたら、、、、
学生メンバーがホテルの部屋で祝ってくれました!!現地のお店で探してくれて買ってきてくれたみたいです。私にとっては、数ある誕生日の中でも、とても思い出の残る誕生日になりました!祝ってくれたメンバーに感謝しています。
今日に看護師サワグチさんが、明日に医師の雨森先生が日本に帰国されます。お二人の方々には学生4人が騒がしくしていたのに関らず、温かい目で見ていただきありがとうごさいました。このような強い意志を持った人たちがいることでこの活動が成立していることに、自分の目で感じることが出来ました。
明日は、トイレを作る予定のスラム街の下見と、また午後からは、半日かけて移動し念願のアンコールワットへ行ってきます!!なので、アンコールワット滞在中では、更新が遅れてしまうかもしれませんので、ご了承ください。
おはようございます。
今日の担当は渡辺です。
私は女の子ですが昨日と同じく学生4人は排気ガスまみれになりながらトゥクトゥクで診療所へ。
着いたときには昨日よりも多くの患者が!!
段取りがわかっていたので体温・身長・体重・血圧・血糖測定、誘導、調剤補助をそれぞれ分担しました。
電気が通っていないのでもちろん手分包です。
実習中でも手分包しなかったので最初は苦戦しました。
英語は患者さんには伝わらないので用法・容量を説明するのも苦戦!
ジェスチャーでなんとか頑張りました。
お昼の2時過ぎに保健省に行き、在庫チェック、カルテ整理、明日のスラム街のトイレ作成の作戦会議。
実際に現場をみてみないとわからないこともあるので3通りほど案を考えました。
後ほど報告させていただきます。
次回はリーダーの森くんが担当します。
どーもです!今回のブログ担当は中山です!
今回は本日行った健康診断をテーマにブログを更新したいと思います。
各自仕度をし、AM8:00ごろに車班とトゥクトゥク班に別れて診療所へ出発!!!
学生男子はもちろんトゥクトゥクで移動!
運転手が道を間違えたり、パンクしたりで、てんやわんやしながらも出発から約2時間後に目的地へ到着。
到着した時には既に診療が始まっていて、腰痛いわーなんて言っている暇もなく手伝いに走りました。
言葉が伝わらない状況の中、四苦八苦しながら身体測定や血圧測定、調剤助手などの手伝いをしていると、あっという間に時間は過ぎ、診療の終わりの時間がきました。
ハエの大群や暑さ、カンボジア人のがめつさと戦ったり、小さい子供達に癒されたり、患者さんに感謝されたりして充実した半日を過ごすことができてよかったです。
カンボジアでの健康診断を経験して、私達学生は色々思うことがありました。ビールを片手に今日も熱く語り合いたいと思います。
こんにちわ!!更新が遅くなり、関係者の方々には心配をおかけしてすいません…
今日のブログ担当は大阪生まれ大阪育ちの加藤が担当します。
まず、初日の森のブログ更新後、夕食の場で浅野さんというカンボジアの現地で活躍されている方のお話を聞く機会がありました。
今回の海外での経験をどう自分が感じるか、どう思うのかが重要ということを再確認させて頂きました。
お話の中で「カンボジアの方々は自分の子供に識字や教育に関しては意識があるが、親自身が衛生についてはわかっていない。そこで衛生面、健康面については知らないから教える必要がある」とも教えて頂きました。
私たち日本人は、環境面、衛生面に関しても、日本の綺麗な環境を知っているためにカンボジアと比較できます。しかし、カンボジアの人は比較対象がないから出来ないとか…
一昨日からの現地での、健康診断でもその足掛けとなればということです。(健康診断の様子等について、詳しくは次回のブログで報告します。)
健康診断の体験を終えて、今の時点で私が特に感じたことは「なぜ?」という思いです。
なぜという思いはカンボジアという国に関しての今の率直な思いです。
ただ、七海先生もおっしゃっていましたが、国が政策を行うまで待っていても、医療は待ってくれないということです。
日本での国民皆保険が当たり前の日本人の私にとって、病気は治療することが当たり前です。
今回の3日間の健康診断でも、糖尿病、重度のやけど等の日本では治療が当たり前の疾患の患者が来院しましたが、その患者さんがもし明日以降に体調崩したらどうするのでしょうか?
おそらく、放置したままにしておくでしょう…
でもそれが現実だと私は思いました。
そのことも含めて、医療は待ってくれないということを身をもって経験したと思います。
まあそんな感じで、色々思うこと感じることも多々ありますが、風邪も引かず、お腹も壊さずにお元気にやっております。
次回は中山が担当しますのでお楽しみに!!
健康診断活動の初日に足に火傷を負った子供が来たのは前回のブログでご報告しました。
この様子を見たら看護師の澤口さん、看護師魂がメラメラ。
すぐさま処置に。
あわてて、消毒薬やガーゼなどの処置用の備品を手渡す。
今回はヒビテンで洗うことにしました。
足だけでなく手も火傷していて、この日は1本全部使い切りました。
洗う時は号泣していた子も、澤口さんが薬を塗り始めると、一気に泣きやみました。
「治してもらっている」ということが分かったんでしょうね。
「大丈夫だよ~~。お薬塗るからね~~」
カンボジアの人たちにも本当の看護師さんを澤口さんを通じて感じ取ってくれたらと思った一瞬でした。
さて、今日は健康診断活動3日目。
昨日49人だった患者さん数は今日56名
初日に火傷を追った子供さんも今日は、新しい皮膚が下からできていいるようで、だんだん治ってきているのが眼に見えて分かりました。
薬は手元にあったゲンタシンクリームとロコイド軟膏をmixしたものを3日間続けて塗布。
ガーゼ交換する度に使ってもらっていました。
今日はゲンタシンとロコイドのmixと、それ以降使ってもらうためのゲンタシンを渡して終了。
回復した姿はみれませんが、今日はお父さんもいっしょにきていて、「ありがとう、ありがとう」と本当にうれしそうに挨拶をして帰って行ったのがとても印象的でした。
メトホルミンを新規で渡した患者さんも5名ほど増え、ますます糖尿病がふえてきました。
でも相変わらず「薬がほしい」姿勢は変わらず、薬を渡すときに「実は咳もするんだけど」っていいだすしまつ。
よくよく話をして、薬を飲まない方がいいことも説明しました。
途上国での医療支援の大変さの一つはここにあるのかもしれません。
やみくもに薬をばらまくだけでは、それこそ砂に水を垂らすようなもの。
何のための薬なのか。
薬を飲まずに健康でいられることの方がとても重要であることの価値観を少しずつわかってもらうのが本当に重要なんだなと実感しました。
今回、参加した学生4人組。
往復1時間30分のトゥクトゥク移動の披露にもめげず、一生懸命患者さんの誘導や体温や血圧の測定も頑張ってくれました。
明日は健康診断活動のまとめ作業と、来週からはスラム街でのトイレ作成作戦が始まります。
現在、私がこれを書いている横で、学生4人がトイレをどう作るかを相談中。
みんながみんなの力で計画を練り、最後まで作り上げる体験を是非してほしいものです。
さて、昨日の学生さんによる報告、なんだか新鮮でしたね。
2日目の昨日は、久しぶりに薬剤師会の事務所にいくと、なんだか雰囲気が変わっていて・・・・
これまで保健省の役職と会長を兼任していたSokhan先生が保健省の役職を定年退職し、薬剤師会の会長だけになったら。・・・これまで何もなかった部屋に、でで~~んと先生の机が!
事務所代わりに使わせてもらっていた部屋も、コーヒーメーカーやお茶セットがあって、本棚や机も充実して・・・会議室に変貌!
うわ~~!!
案の定・・・7月に音楽部が使って置いていったキーボードが紛失・・・・。おいおい。
ミニアンプは、どうやら使い方が分からないらしく、持っていかれていなかったです。
薬も全部無事・・・
ってことは・・・誰だ?もっていったの??
薬を知らない人間・・・
やれやれ・・・これじゃあ、そろそろうちのカンボジア事務所も考えないといけなくなりそう。
薬の点検と、調剤器具の点検、それからカロナール100mg分包の予製をして一日が終わり。
「薬剤師会に行く前に文具店でラベルとカルテ保存用ファイルを購入。七海@物色中」
ここがカンボジア保健省。
薬剤師会はここの4階・・といってもフランス式なので日本で言う1階はGround Floor。なので、要は5階。エレベーターは動かないので、徒歩で上ります[E:coldsweats01]
「これまで個別フォルダーに保存していたカルテですが、患者の増加がすごいので、アルファベット順でまとめてファイルに保存することに。学生の皆で仕分け作業をしてくれました!」
前回からこの会議室に保管してもらっていた薬。ちゃんとあるかな~。七海@チェック中
個別フォルダーに使ってたペーパーファスナーを整理中の学生諸君。
「なあなあ、お前何やってんの?それ、ちゃうんちゃう?」by中山君
そのやり取りを無視して黙々と後ろで整理をする渡辺さん。
「あれ~?これどないなってんの?」と森君
健康診断用のIDカード作り中。
「要領が肝心やで~」と言わんばかりの加藤君。 みんな個性が出てて、面白いメンバーです。
右がカンボジア薬剤師会長、Dr.Sokhan先生。
今回の日本からの医薬品の支援がいかに大変だったかを力説中by七海!
勝手にあちこちの地域へばらまかれてもこまるので、釘をさす。「原則、私たちが使途を決めるということで寄付もらっています。」
通関手続業者が来所。必要書類をいろいろと要求してきます。
Sokan先生と相談しながら進行中。
3日目の今日は保健センターへ!
左から、看護師の澤口さん、薬剤師の七海、そして通訳のヌットちゃん。
初日なのになかなかのチームプレイ!
JHPAのIDカード
雨森先生@診察中
七海@診察が終わったカルテの内容と薬の指示を読んで限られた在庫の中から薬を選ぶ
七海@薬袋作成し調剤印を押して、薬をお渡しします。
活動1日目とあって、学生の皆もうろうろ~~。でも、少ししたら、慣れてきて、患者さんの誘導や調剤の補助などを手伝ってくれました。
今回は、看護師の澤口さんも秋田からはせ参じてくれていて、大助かり!
その澤口さんを待っていたかのように、今日は足にやけどを負った幼児が泣きながら来所。
澤口さんがヒビテンを薄めて、消毒、ゲンタシンで処置してくれました!さすが!すばやいしてばやい!
私たちが行くあと2日間、消毒に来てもらう予定です。
メトホルミンも今日は二人の患者さんの手に渡りました♪
メトホルミンは最後の最後まで集められなかったのですが、うちのNGOのメンバーである川添先生と友人の徳吉先生からのご支援で、どうにか間に合いました!
ありがとうございます!
これから2週間の間、記事を日替わりで学生が掲載することになりました!
こんばんは、今日の担当は森 達哉です。
今日から、本格的な活動の準備として、カンボジアの厚生労働省にて
カルテの整理
予製づくり(カロナール細粒)
医薬品JANコードの登録を行いました。
七海先生から、手分包をできるよう指示を受けたのでしっかりマスターしておきます!!
2週間という長い期間なので、体調管理をしっかり行いたいと思います。
明日から、保健センターでの活動を予定しております。
さて、支援医薬品の輸送は少しずつ進んできました。
で、次は既にうちの雨森先生が診察をした糖尿病患者さんとてんかんの患者さんの分の医薬品です!
前回の時に11月までの処方分を渡した患者さんが6名
使っている糖尿病用薬は
メトホルミン250mg
グリペンクラミド2.5mg
てんかんの患者にはカルバマゼピン100mg
それから虫下しの患者もいるので
コンバントリンが要ります。
これら4種の医薬品を現物として当NGOの方にご寄付いただけませでしょうか?
次回のカンボジアへの出発は11月20日。
なので18日までに当NGOの医薬品購入部へご連絡ください。
医薬品購入部 |
住所 | くすのき薬局 神戸市中央区楠木町5丁目14-16-101 |
---|
電話078-367-3663
こちらへご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします!!!
大幅に予算オーバーしたり・・・
企業への支援のお願いも困難を極めたり・・・
危険品が多くて倉庫やコンテナの手配に手間取ったり・・・
現地から貨物を搬出した後に運送会社に寄付医薬品であることを理由に断られたり・・・
あまりの荷物の多さに通関もビックリで書類が必要だったり・・・
本当にいろいろなことが起こりましたが・・・
心ある沢山の人たちのご支援で、無事に通関も通していただき、コンテナに積み込まれることになりました。
画像は通常品の貨物を格安で手配してくだった日通さんから頂いた画像です!
これが2本分の医薬品なんですよ~!
もったいない。
だから
カンボジアにもっていかせていただきますよ~♪
大事なお薬のみんな♪
カンボジアで待ってるよ~
さて、来週には私もカンボジアに出発して
みんなが無事に到着するのを待ってるよ~
日通さん、本当に今回はありがとうございました。
「利益なし価格」にしてくださったそうで・・・おまけに荷物の中身の再チェックなんて余計な仕事もしてくださって・・・
ありがとうございます!
さて。。。9月22日に仙台に行ってから、これまでの約6週間ほど。
私には3カ月くらい経過しているような気分になるくらい、いろんなハプニング続出でした。
膨大で仕分けが重労働になるくらいな医薬品の量・・・
「支援医薬品」というバラバラで扱いにくい状態・・・
揮発性成分を含む製品の膨大な量・・・
予想をはるかに上回る輸送費・・・
カンボジアの洪水でネット環境の崩壊による現地との連絡不通・・・
カンボジア現地での保管場所の確保・・・
突然の輸送会社によるキャンセル・・・
困難を極めた日程調整・・・
[E:shock] [E:coldsweats02] [E:crying] [E:weep]
毎日毎日が「え?なんで?」「はあ?」「え?今更?」「もうやめて~~」の連続。
本当に課題が山積みでした。
でも、いろんな方々が書類作成や現地での医薬品の整理、仕分け、ラベル貼り等をしてもらったおかげで、どうにか少しずつ進んでいます。
費用は結局、合計120万。
私たちの要望にこたえてくれた企業の方々
本当にありがとうございました。
手ピカジェル;洪水で衛生環境の悪くなった場所が多く、水が使えない場所での擦り込み式の手指消毒剤、本当に助かります!
サンテビオ、サンテ抗菌、サンテALなどなど;抗菌、ビタミンやドライアイの目薬など、砂埃や排気ガスの多い現地では必要です。
正露丸;いま、特に洪水の影響で下痢が蔓延しているという連絡が来ています。下痢止めは現地では必要不可欠な医薬品です。
それから、まだまだ駆け出しのNGOに真っ先に支援をしてくださった
法人会員第1号として頂いた寄付、活用させていただきます♪
支援医薬品の中に、セルベールもあるんです!ちゃんと持っていきますね。胃腸が悪い人多いので助かります!
この支援医薬品輸送プロジェクトに対して、個人的に寄付もくれた薬局の先生や友人
そして、個人的に費用を出してくれたNGOのメンバー!!
皆様のおかげで、NGOのメンバーによる実費も発生していますが、どうにかこうにか輸送費の目途が80%ついてきました。
すでにカンボジアに行く予定が決まってきましたので、ここで見切り発車をすることになりました。
現地の方もメールアドレスを変更してもらってどうにか連絡が取れるようになり、後は・・
日本からの通関手続き
カンボジアでの通関手続き
カンボジアでの受けとり手順の決定
この3課題だけを残すのみとなりました。
特に国内からの通関は、
膨大な量であることとや支援医薬品の残ったものなので、バラバラな医薬品を詰め合わせた箱がたくさんあることが結構、ネックになりそうです。
とにかく・・・あと一息。
今日も、書類の最終確認作業を頑張ります。
気合いを入れるのに、私たちのNGO活動のきっかけとなったNHK-BSの番組、地球ドキュメントMISSIONの録画を見ました。パワー充電して、もういっちょ、いきますかね。
今日、連絡がきました・・・
このままいくと、予算が120万を越しそうです。。
でも・・・
カンボジアでは洪水で村が壊滅状態の住民が待っています。
無医村地区の人たちが私たちが薬を持っていくのを待っています。
止めるわけにはいきません。
昨日、うちの相方が我が家の貯金を使えと言ってくれました。
感謝です。
寄付を下さった企業の皆様にも、現地での医薬品受け取りに立ち会うという約束で寄付を頂いています。
DHLに間際で断られた今、船の手配がつかず、私がカンボジアに滞在する時期に支援医薬品が着港するかが怪しい状況。
でも、どうにかしないと。
危険品の手配はついたので、消毒薬関係は確実に持っていけることになりました。
後は通常品。
何とか頑張ります。
[E:crying]昨日、いろんな人たちのアドバイスや手配のご苦労のおかげで、東京へ持っていく手配や東京港からの手配がついたので、今日、無事に宮城県薬剤師会から支援医薬品を搬出する作業が行われました。
私は仙台まで出向けなかったので、結局、宮城県薬剤師会の職員さん総出でやってくださったようで、4時過ぎに「今終わりました」との連絡を受けました。
きっと、丸一日段ボールを運びっぱなしだったと思います。
ところが、ここで緊急事態発生!
D〇Lという輸送会社を通じて通常品の発送の手配をしていたのですが・・・・
「通関に全医薬品のMSDSが必要」と言われ・・その理由を尋ねても「向こうが求めるから」の一点張りで・・・
「ただの風邪薬でなんで必要なんですか?」といっても答えは同じ。
そもそも、MSDS作成の義務対象のものではないので、そんなものないものも多く。。。
「無いものは持っていけません」と今更。。。
「では、MSDSが必要な理由を通関業者さんと直接話をさせてください」という話をすると・・
「当社では商用の貨物しか扱いませんので、今回の話はお断りします」と言われてしまった・・・。
げ!![E:coldsweats02][E:coldsweats02][E:coldsweats02]
だって、もう荷物出しちゃったし、早く船に乗っけてもらわないと間に合わないし!!
今更~~!?!?
だって、最初に支援医薬品っていう話をしていたし、NGOがカンボジアに医薬品を送るってんだから寄付に決まってるじゃないですか!?!?
それを今更・・・。
もう、国内の業者さんに泣きつくしかない!!
ってことで・・・現在、日通さんに泣きついています。すみません
今回の国内輸送についても、「会社としての利益が無い状態で見積もり」をしてくださっていて、本当に協力的にしてくださっていて・・・感謝感謝です。
船が送れると、私がカンボジアにいる間に荷物が届かない!!
自分で着荷を確認できないと困る!!
本当にギリギリです・・・えらいこっちゃです・・・・
日通の仙台支店国際物流の担当の皆様!ここ1,2週間の間、電話しまくりで対応してくださって本当にありがとうございます。
もう、涙出てきますよぉ~~
こうなったら、私の現地滞在を延ばさなければいけないか・・・う~~ん。
何とか考えなければ!
毎日毎日、何かが起こります。
大きな壁がにょき~~んと生えてくるみたい。
でも、どうにかしないと。
頑張ります。
寄付を申し出てくださってみなさん。
きちんと最後まで送り届けます!見守っててください!
もう、その1、その2とか言っている場合じゃあ無くなってきました!
えらいこっちゃです。
実はいま、CSR活動を活発にされている輸送会社さんにアプローチをしていて、国内輸送だけでも無償でしていただけないかという話をしたところ・・・営業所では判断がつかないので本社のCSRにと言われ・・・
今日、本社のCSRの担当の方を訪問させていただいたところ・・・営業から話が無いと。と言われ・・・
若干、「たらいまわし感」を味わいました。
無理なら無理と言ってくれた方がいいのですが・・・・[E:weep]
書類を受け取っていただいても、だからといって考えてくださるという保証は全くなく・・・
どうにもこうにも、埒があかなくなってきました!
ある製薬メーカーさんからも、「震災の対応をしていて余裕が無い」と言われました。
これも、メーカーさんによって本当に考え方が違うものだと実感しました。
また、多くのメーカーさんは頼まれて送っただけだから。というちょっとさみしいお言葉もあって・・・悲しい限りです。。。。
先日伺った数社の方からは、「こちらが支援した医薬品だから最後まで面倒を見なくては」と心強いお言葉を頂けていて、この企業さんが今の私の心の支えです!
今回のこの計画は、震災に対する支援にあり方の最後の部分、「残った医薬品をどうするか」という部分での重要なカギを握るものと考えています。
実際、あの震災の混乱の中で、効率良く需要と供給のバランスをとった医薬品管理をするのは非常に困難ですし、無理な話だと思うんです。
ですから、「支援医薬品が残る」のは必須で、問題は残った医薬品を誰が、どう処理するかにかかっていると思うんです。
今回、正式にうちのNGOに頂ける話をしてくださってことも、初めての試みですし、途上国支援に送るという取り組みも初めてです。
でも、どうにかこの取り組みを成功させたいのです。
日本で残ってしまった医薬品を、廃棄せずに活用する方法。それを実践して示すことができるのです。
昨日、東京に本社のある数社の製薬メーカーさんに資料を送らせていただいております。
もし、このブログを見て少しでも共感いただけるのでしたら、至急、御連絡ください!
お願いします。
発送予定の船便が11月10日東京港発でして、11月2日までには輸送するか否かの判断に迫られています。
今日、新たに秋田の方から、個人的な御支援の御提案を頂いております。
震災の支援の延長と考えていただき、このブログを見た皆様からの御支援をよろしくお願いいたします。
寄付の手順については、ブログのトップページに記載しております。
ゆうちょ銀行振り込み及び、郵便局の振り込み口座へのお振り込みの2通りをご用意しております。
口座記号番号
00930-5-282252
加入者名 特定非営利活動法人 JHPA
通信欄に
輸送支援寄付と明記ください。
入会いただける方は、入会希望と明記してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
[E:weep]さて、予想以上の容量の医薬品に、搬送費用やコンテナの手配などに手間取っている今日この頃です。
実は大きな問題が、危険物。
今回の品目に沢山あったのが、いわゆる擦り込みしきの手指消毒薬です。
なんとかジェルとかいう類のもの。
重量も重いし、危険物だから輸送コストが上がるし・・と大変。
でも、水害に見舞われていたり、水がきれいではない場所においては、必需品。
どうにかして持っていきたいと、高いコストにも負けずにどこまで安くできるか、支援を頂けるかに全力を尽くしています。
昨日、実は大阪の薬の町、道修町を中心に製薬企業さんを訪問させていただきました。
突然のアポなし訪問にも関わらず、どの会社もわざわざ担当するであろう部署の方々が対応してくださいました。
本当にありがとうございます!
そして、数社の方々から御支援の意向があるとのお返事をいただき、本当に感謝しています。
まだ、その寛大な会社の方々のお名前は公表できませんが・・・
消毒薬をメインに扱っておられるアライグマ?のメーカーさんや、目薬で「キター!!」のメーカーさん、それからラッパのメーカーさんなどです。
本当に心から感謝申し上げます。
私は個人的には日本の医薬品は世界一だと自負しています!
日本の世界に誇れる医薬品をカンボジアの人たちに使ってもらって、「効く薬ってこういうものなんだ」ということを実感してほしいと願っています。
本社が東京にあるメーカーさんにも順次、支援のご依頼書を御送付させていただいております。
まだまだ、必要資金80万円には足りません。[E:weep]
皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、去る9月22日に前述のような医薬品の山を目の当たりにして・・・
「もったいない!」
このままでは廃棄処分しなければいけない状況も考えられるので、早速、当NGOからカンボジアへ送付する段取りに入りました。
しかし、これまで何回か医薬品は持ち込んでいますがいずれも段ボール1つ2ついった程度。
これは本当に大きな規模。
コンテナを貸し切らないと難しい状態。
しかし、どのくらいかも予測もつきません。
どの医薬品をどこにもらっていくのかをまず決めなければいけません。
対象は、カンボジア薬剤師会とシアヌーク病院。
ちょうど、カンボジアも洪水に見舞われているということで被害の方々に消毒薬やマスク、下痢止めなどが必要になっているとのこと。
で、大変なのがこうしてバラバラに残っている医薬品。
ボランティアの人たちが薬効ごとに仕分けをしてくれていました。
これをもとに、どれを薬剤師会にどれをシアヌークにと決めていかなければなりません。
カンボジア薬剤師会の方は、私たち日本の薬剤師が医師の診断をうけて、薬を選んで直接お渡しできるのですが、シアヌークの場合はシアヌーク病院の薬剤師さんが手渡されます。
したがって、あまり在庫がバラバラなものはお渡しできませんし、まとまっていて有る程度薬効が明確なものでカンボジアの薬剤師で判断がつくものに絞る必要があります。
こうして、9月22日から動いたプロジェクトですが、現在10月21日。1ヶ月間の間にこんなに困難なことになろうとは・・・予想もできず・・・
いやいや・・・大変です。
とにかく、全商品の英語表記と成分名のリスト作成とその英訳から入りました。
奈良の友人の薬剤師が手伝ってくれました。ありがとう!
400品目以上ものOTC。成分が分からない配置薬などもたくさんあったり、1つに成分がたくさん含まれているので・・・それはそれは大変でした。
でも、さらに困難なことが待ち受けていましたが・・・・
プロジェクトはまだまだ続く・・・
実はこの話は、さかのぼること8月になります。
宮城県薬剤師会の会長先生から、【宮城県薬剤師会に震災の時にもらった支援医薬品が残っているんだけど」というお話を頂きました。
伺うと、「かなりな量が残っている」ということでした。
幸いなことに当NGOは特定非営利活動法人を取得しているということと、日本人が現地に赴き、直接、病院や患者に医薬品が渡せるということで、正式に支援医薬品を当NGOに頂けることになりました。
で。。。
「仙台に見に行きます」と出かけて行って、あらびっくり!
何と、薬剤師会館の1階から3階までが医薬品の段ボールで埋め尽くされているではありませんか!
ひえ~~
すごい山積み・・・
やはり、今回も阪神の時のように医薬品の流通の偏りが多かったようです。
どれだけ上手く必要な医薬品の情報を出しても、来るものは受け取りたい、でも変化する現場でどれだけ需要があるかも分からない。
だから、震災の医薬品支援の後には、こういう状況はつきものなんだと思います。
問題はこれから・・・
残った支援医薬品をいかに有効に活用できるのか。
途上国への寄付。これほど有効な活用法があるでしょうか!
海外発送となると本当にいろんな問題が出てきます。
っていうか、実際に、もう出てきてしまっているんですね。
でも、この問題をどうにか解決して、今回は私たちのNGOがこの新しい取り組みをしっかりと成功させることが、日本の震災支援における最後の活動、残った支援医薬品の活用方法を実践できることになるんです!
がんばりますよ~!
いま、輸送費が80万以上かかるという話になって・・・ちょっと頭が痛いんですが・・・どうにか乗り越えて見せます!
アース製薬さん、このサラテクト・・・持っていきたいんです。
このまま日本においておけば、廃棄するしかありません。でも、この製品を有効活用したいので、ぜひカンボジアに持っていかせてください。
洪水に見舞われたカンボジア、水はけが悪く、蚊の大量発生も心配されます。
これで、マラリアにかかる患者の数が少しでも減ったら。。素晴らしいことじゃないですか。
だから・・お願いです。。。
この輸送にかかる費用のご支援、お願いします!
このブログを見てくださった製薬会社関係の皆様がおられましたら、是非とも御支援のほどよろしくお願いいたします。
ちなみに、当NGOは法人会員制度があり1社当たり、1年間10万です。
どうぞよろしくお願いいたします。
先日、私は素敵な女子大生の彼女にようやく会うことができました!
わがJHPAのボランティア第1号の蟹江さんです。
彼女は、私たちがNGOを立ち上げるきっかけとなったNHK-BSの番組MISSIOINのときに、一番にカンボジア語の翻訳のお手伝いの名乗りを上げてくれた人です♪
そんな優しい彼女に甘えて、早速「カンボジア薬草図鑑」の翻訳をお願いしたのが去年の10月頃。
それから1年。忙しい学生生活の合間をぬって、せっせと分厚い図鑑、2冊分を翻訳してくれました♪
もう感動です![E:happy02]
初めてお会いした蟹江さんは、予想通りの知的で優しそうな雰囲気の女子大生さん[E:cherry]
とても素敵な彼女でしたよ!
直接カンボジア語から日本語に訳してもらったおかげで、情報のあいまいさや、中途半端な部分もよくわかりました。
彼女もさすがですね。訳していたらいろんな表現があって・・・って。
「人々の言い伝えや記憶を聞きとってまとめただけ」という状態がよくわかりました。
情報の精度もあまりよくなさそうです。
でも、カンボジア国内ではきっとこれが限界な様な気がします。
さて、これをこれからどうするか。
悩めるところです。
でも、こうして訳してもらって本をず~~っと眺めていると、少しずつ解決方法が見つかってきそうです。
彼女と理事の保坂先生と一緒に池袋でお食事をさせていただきました。
久々の美味しい日本の料理で、これまた感動!!
とても素敵な一日になりました。
皆様のおかげで、どうにかこのNGOも少しずつ進むことができています。
本当にありがとうございます。
感謝です。
さて、今回の訪問活動の大目玉!
先月の保健センターで雨森先生が診断された後、医薬品が必要と判断された患者さんへのお薬のお渡しと、新しい患者さんのカルテ作成です。
今日は薬剤師会のMONINOさんの車で。
比較的安全運転の彼ですが・・・行く時は行きます。
ちなみにこの道路は国道で片側1車線ずつ。つまり、左のトラックはピンクのバスを抜き去ろうとしているところ。
バスで向こうが見えないのに、突っ込む突っ込む!
ひえ~~!
で、われらの信頼する運転手、MONINOさん。この後バスに急接近して・・・
ついに、ピンクバスを抜き去ってしまうのです!
ちなみにこの時のスピードは約時速70キロ。
奥に見えるのが七海です。
今日は患者さんが少なめ。
リピーターさんも数名いました。
今回は私一人だったので
助かった!
「英語ークメール語」の通訳しか手配できなかったので、英語バッチシののぞみちゃんにずいぶんと助けてもらいました♪
ちゃんと薬袋のラベルをチャック袋にはって・・・
用法、用量、注意事項を再確認。
ちなみに英語記載してます。
それまでは・・・133日分は必要!
一度にたくさんのメトフォルミンが必要でした。
一旦、薬袋に詰めた後、カンボジアの薬剤師のMONINOさんに説明してバトンタッチ。
次は彼がクメール語で患者さんに説明をしてくれています。
こうして、無事に日本からの医薬品がカンボジアの人たちの手に渡りました!
さて、ブログの更新が大変おくれておりまして、申し訳ございませんでした。
実のところ、今回は同行してくれたボランティアの加藤ミノル氏(通称ミノルちゃん)の動画がほとんどで、動画から画像を抽出するのに、なんやモタモタしてしまいました。
慣れないことは駄目ですね。
で、お待たせしました7月のカンボジア訪問4日目の報告です。
この日は、JHPA音楽部の活動でシアヌーク病院へいってきました。
患者さんと一緒に日本の優しい音楽を演奏して、少しでも心を癒してもらえたらと始めた活動です。
この日は日本でも夏なので、私、せぶんは浴衣でございます。
ミノルちゃんも電子ピアノを日本から担いできてくれました。
ギターはカンボジアで通訳をしてくれている学生のチョムヌット君。
合気道をやる心やさしい少年で、初めてのアンサンブルにも一生懸命ついてきてくれまして、最後には素敵なハーモニーを3人で奏でることができました。
暑いのにキーボードやスタンドを運んでくれたり、演奏中の撮影をしてくれたり。
本当にありがとう!
英語がバリバリの彼女はかっこいい!