さて、去る9月22日に前述のような医薬品の山を目の当たりにして・・・
「もったいない!」
このままでは廃棄処分しなければいけない状況も考えられるので、早速、当NGOからカンボジアへ送付する段取りに入りました。
しかし、これまで何回か医薬品は持ち込んでいますがいずれも段ボール1つ2ついった程度。
これは本当に大きな規模。
コンテナを貸し切らないと難しい状態。
しかし、どのくらいかも予測もつきません。
どの医薬品をどこにもらっていくのかをまず決めなければいけません。
対象は、カンボジア薬剤師会とシアヌーク病院。
ちょうど、カンボジアも洪水に見舞われているということで被害の方々に消毒薬やマスク、下痢止めなどが必要になっているとのこと。
で、大変なのがこうしてバラバラに残っている医薬品。
ボランティアの人たちが薬効ごとに仕分けをしてくれていました。
これをもとに、どれを薬剤師会にどれをシアヌークにと決めていかなければなりません。
カンボジア薬剤師会の方は、私たち日本の薬剤師が医師の診断をうけて、薬を選んで直接お渡しできるのですが、シアヌークの場合はシアヌーク病院の薬剤師さんが手渡されます。
したがって、あまり在庫がバラバラなものはお渡しできませんし、まとまっていて有る程度薬効が明確なものでカンボジアの薬剤師で判断がつくものに絞る必要があります。
こうして、9月22日から動いたプロジェクトですが、現在10月21日。1ヶ月間の間にこんなに困難なことになろうとは・・・予想もできず・・・
いやいや・・・大変です。
とにかく、全商品の英語表記と成分名のリスト作成とその英訳から入りました。
奈良の友人の薬剤師が手伝ってくれました。ありがとう!
400品目以上ものOTC。成分が分からない配置薬などもたくさんあったり、1つに成分がたくさん含まれているので・・・それはそれは大変でした。
でも、さらに困難なことが待ち受けていましたが・・・・
プロジェクトはまだまだ続く・・・
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