2011年11月29日火曜日

学生によるカンボジア活動報告7日目「私が感じたこと」

今回は中山が担当します。



前回の加藤のブログに、アンコールワットで売り子をしている子供たちのことに関して書いていました。



今回は子供の売り子について僕が思ったことを書きたいと思います。



アンコールワットに限らず、インドやトルコなど僕が訪れたことがある国々では子供が売り子をしている所をよく見かけました。



その光景を見るたびに、日本人の子供と比較してしまいます。



日本の子供の日常は学校に行って、終わると遊びに行くか習い事に行くという日々を過ごしているのに対し、発展途上国の子供たちの一部は、観光客相手に働く日々を過ごしています。



もちろん発展途上国の子供たちが自ら働いているわけではないと思います。



日本の子供のようにお菓子やジュースは好きだし、一緒に遊ぶと子供は商品を売るのを忘れて必死になって笑顔ではしゃぎます。



日本人と途上国の子供で大きく違うのは国籍。



生まれた国が違うだけでこんな大きな差が生まれてしまうという現実は、悲しいけれどこれからも起こり続けてしまうと思います。



きっとこの差は簡単に埋めることができるものではないし、権力やお金もない学生の僕が何をしても子供達全員を働かないでいい環境にすることは、どう考えても不可能です。



それを踏まえた上で僕にはこの問題に何ができるのでしょうか?





今回のスラム街での取り組みは答えの1つになるのかなと思います。



地球上に多くあるスラム街のうち、たった1つのスラム街の環境を少し良くしただけでは、全体を見ると全く変化はないと思いますが、何でも変化を与えないと変わらないし、少し環境が良くなるだけで、その地域の人の生活は良くなるかもしれません。



活動を行った地域の人だけ不公平だ。自己満足だ。他にもっと環境が悪い地域がある。など色々言う人がいるかもしれませんが、僕が今できることはプノンペンでのスラム街での活動です。



僕が出来ることを精一杯やる。そのことを頭に入れながら、スラム街の活動を頑張りたいと思います。





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