日本の薬剤師を中心にした途上国への医療支援を行うNGOです。 日本人による医療チームの形で支援を行っていくのがモットーです。 医師・薬剤師の他の医療職の方にもご参加いただけます。
2020年1月22日水曜日
2020年の初活動でした
2020年1月。
今年初めての現地での活動となりました。
今年は旧正月の直前ということもあって、患者さんは少なめ。
それでも、
ずっとエビオスをもらいに来る人
血圧の薬が必要な人
糖尿病の薬が必要な人
風邪を引いた人
そんな感じの患者さん達。
私たちのNGOは「プライマリケア」の提供を活動の基本としています。
日本では戦後、取り組みが進んだ児童検診。
医療保険がまだなかった時代、薬を使わなくても治療ができる「家庭医学」の知識をとりいれ、ちょっとしたことだと家にある救急箱にある薬をささっとのむ。
無視に刺されたら軟膏を塗る。
お腹を壊したらとりあえず下痢止めを飲む。
そして、治らなかったら医者に診てもらう。
薬も最低限で済むようにしてきました。
カンボジアではそういう家庭医学、プライマリケアといった概念が浸透する前に、先進国から先進医療が入ってきて、高価な薬が輸入され流通しています。
また、医療保険もないので、病気を軽度のステージで治すのではなく、ひどくなるまで放っておくことが当たり前です。
ひどくなる前に、リスクの少ない薬で健康を維持しておく。。。ことの大切さを、この活動を通じて伝えていけたらと願っています。
エビオス
強力わかもと
健胃薬
普通の風邪薬やアレルギー薬
高度な医療の薬を使う前に、リスクの少ない一般用医薬品で十分対応できるんです。
高血圧や糖尿病以外は。。。
保健センターの掲示物も増え、市民への健康に関する教育のためのポスターが増えました。
泌尿器の解剖図だけがあるのがなぜか不思議でしたが。。。(笑)
でも、こういうところから少しずつ、保健の教育を進めていく必要があるんだと思います。
この辺りも経済発展でここ最近はローカルな屋台レストランではなく、ちゃんと屋根があってエアコンのあるレストランでのランチが食べれるようになりました。
お皿もきれい(笑)
↑炭焼きされたお魚ちゃんです。
私の大好物・・・名前忘れちゃいました・・・ややこしい名前なんです。
お魚のすり身の入ったスープに麺が入ってて、そこにトッピングをいれて食べるんです。
今日もごちそうさまでした。
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