さて、雨季真っただ中の6月@カンボジア
なんと、いつもの国道5号線が、綺麗になっているではないですか!!
お蔭で、車が故障することもなくスムーズでした♪
さて、今回はカンボジアの「あるある」:薬を持ってきたけど、まったく分からない怪しいだけの錠剤が出現!錠剤本体に記号も刻印も何もなし・・・同じような錠剤は溢れているので、バラバラに袋詰めしてて、違う薬が入っていても全然わからないよねっていつも思う・・・。
日本だったら、いくら安くても、こういう薬を売る気にはならないと思うのだが・・・。
そして、衝撃の「わけわからん処方」出現!
眩暈がするからと病院にいったら、血液検査をされて、「数値が90だった」って意味が不明。一体何の数値かの説明も受けてないのか、受けたけど理解できなかったのかは不明。
それにしても、デキサメタゾン、オメプラゾール、アセトアミノフェン(500mg!)、それに抗真菌作用があるというハーブ?の錠剤。ビタミンCのアンプル(これ・・・酸化してそう)もう意味が分からない処方。そもそもデキサメタゾンって、どうよ!!
ステロイドを出す意味が分からないし、ステロイドの副作用とか考えたことあるんかと思いたくなる状況。
とりあえず、服用ストップして、ビタミン剤だけ渡して、来月、何も飲まない状況で来てもらうようにお願いしました。
カンボジアには変な検査屋ばかりが横行して、「検査をしないと病気が分からない」「検査をしたら病気が分かる」という概念が付きすぎているような気がします。
今のカンボジアに必要なのは、日本の戦後の「家庭医」さん。
検査に頼ることなく、問診、触診、聴診でおおよその症状を見極められる。
雨森先生はいつも専門はと聞くと「General」と答えられる。
その重要性を、ひしひしと感じた一日でした。