「発展途上国のために何かしたい」
そう思い続けて10年余。
いままで途上国への医療支援というのはもっぱら医師・看護師が中心でした。
でも、私自身、医薬品の安定供給、家庭での健康管理、公衆衛生の管理など多くの医療の分野に於いて薬剤師が担うべき役割はあると考え続けてきました。
先日、ようやくカンボジアに足を踏み入れることができ、私はカンボジアの無医村地区での現状やカンボジアが抱える医療に関する問題の深い部分に少しふれることができました。
そして、そこで見た現実に、さらに何かしなくてはという衝動が私の中で大きく動きました。
自分が関われるNGOができるのを待っているのではなく、自分が作ればいいんだ!・・・そんな大事なことに、ようやく気がつきました。
そこで、私の考えに賛同してくれる経験豊富な薬剤師の先生方とともに、薬剤師が活躍するためのNGOを発足させることを決意しました。
主な目的は、
途上国への薬事行政、公衆衛生など薬剤師が関わるべき分野に於いての支援です。
日本の薬剤師はこれまで多くの経験を重ねてきました。その経験を、諸外国、特に途上国の薬事行政、公衆衛生、健康保健の分野の発展に生かすことがこれからの薬剤師に求められる国際協力の形ではないかと考えます。
NGO設立を決意するに至った経緯などはこのブログを通じてこれから皆さんにお伝えしていきたいと思っていますが、まずはここに設立準備委員会の発足を宣言したいと思います。
少しでもご興味がおありの方は気軽にコメントを頂ければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
七海陽子 拝
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