さて、薬草プロジェクトがいよいよ発進しました。
初日はまずはミーティング。
昨年に初めてお会いして、薬局方を作りたいという目標が一致していた国立薬草センター(National Center of Traditional Medicine通称NCTM ) のdirector Dr. Punlery 氏と、technical bureauのDr. Sunna 氏、それにかねてからここで、薬草を使う伝統薬の専門家クルクメールの教育に携わっていたNGO CaTMO (Cambodian Traditional Medicine Organization)の方々と一緒に、これまでの状況についての情報と、今回の私たちの活動の目的や計画の共有を行いました。
私達JHPA は、昨年からの計画通り、NCTM との共同事業として[薬局方制定に関わる研究調査の技術指導等の支援]を進めていく方針を説明させていただき、NCTM からはこれまで行ってきた業務の紹介と、保健省にある委員会に関する説明がありました。
また、今回行うフィールドワークでは、CaTMO で教育を受けたクルクメールの
方々からのサンプルや情報提供を頂くことになりました。
画像にみえる女性二人。左側は今回お忙しい中を時間を作って来てくださった、京都大学大学院の伊藤先生と薬剤師で薬草プロジェクトにボランティア参加してくれている佐藤さん。
初っ端のミーティングから、[人件費が足らん]とか、[設備費が足らん]とかの、途上国おきまりの台詞が飛び出して、一時はミーティングが横にずれていきそうな状況でしたが、無事に建て直し成功。
どうにかまとまった会議となりました。