2012年7月5日木曜日

薬草プロジェクト発進しました。~画像入り~

さて、薬草プロジェクトがいよいよ発進しました。



初日はまずはミーティング。
昨年に初めてお会いして、薬局方を作りたいという目標が一致していた国立薬草センター(National Center of Traditional Medicine通称NCTM ) のdirector Dr. Punlery 氏と、technical bureauのDr. Sunna 氏、それにかねてからここで、薬草を使う伝統薬の専門家クルクメールの教育に携わっていたNGO CaTMO (Cambodian Traditional Medicine Organization)の方々と一緒に、これまでの状況についての情報と、今回の私たちの活動の目的や計画の共有を行いました。



私達JHPA は、昨年からの計画通り、NCTM との共同事業として[薬局方制定に関わる研究調査の技術指導等の支援]を進めていく方針を説明させていただき、NCTM からはこれまで行ってきた業務の紹介と、保健省にある委員会に関する説明がありました。
また、今回行うフィールドワークでは、CaTMO で教育を受けたクルクメールの
方々からのサンプルや情報提供を頂くことになりました。



画像にみえる女性二人。左側は今回お忙しい中を時間を作って来てくださった、京都大学大学院の伊藤先生と薬剤師で薬草プロジェクトにボランティア参加してくれている佐藤さん。



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初っ端のミーティングから、[人件費が足らん]とか、[設備費が足らん]とかの、途上国おきまりの台詞が飛び出して、一時はミーティングが横にずれていきそうな状況でしたが、無事に建て直し成功。



どうにかまとまった会議となりました。



2012年7月2日月曜日

4月総会報告~新年度の活動開始です!~

さて・・・



みなさま、長らくブログの更新が滞っておりまして、申し訳ありませんでした!



今年の3月にカンボジアでの事務所設置の準備に入ってから、4月に帰国し、第2回の総会と奈良県庁への活動報告や決算報告等々を無事に終えまして、5月から新年度の活動を開始しております!



総会は4月21日土曜日、神戸のくすのき薬局で開催。



23年度の活動報告案と決算報告案、24年度の活動計画案と活動予算書案について無事に承認されました。



さらにNPO法人に係る法案の改訂に伴い、定款の変更および登記の変更などについても了承され、管轄都道府県への報告及び届け出、法務局への届け出等の全ての手続きを終了しましたことをここにご報告させていただきます。



県庁に活動報告書を持っていったとき、担当の方に「え?こんなに活動報告があるんですか?」といっていただきました。振り返れば、わけも分からずに突っ走っておりましたが、いろんな方々のご支援のおかげで、昨年度は本当に充実した活動ができたと思っています。



感謝です[E:catface]



「23.PDF」をダウンロード ←23年度活動報告はこちら♪



「ngo20120331.pdf」をダウンロード ←23年度活動計算報告書はこちら♪



「24.PDF」をダウンロード←24年度活動計画書はこちら♪



そしていよいよ2年目の24年度活動が始まりました!



今年は昨年から行っている健康診断活動に加えて、「薬草プロジェクト」が始動します。



6月上旬に雨森先生がこられて健康診断活動3日間。患者さんとも少しずつ顔なじみになってきて、患者さんの疾病の状況も少しずつ分かってきました。



健康診断活動の1年の結果をもとに、今年は「新しい一歩」を踏み出してみたいと思っています。



中旬には京都大学大学院 薬物資源学の准教授 伊藤美千穂先生をアドバイザーとしてお迎えしての薬草プロジェクトの初回活動を行いました。



これは生薬に関する薬局方を作るためのベースとなる研究調査。



National Center of Traditional Medicine(国立薬草センター)と共同で薬草の研究を勧めることになりました。



活動の詳細はまた追ってご紹介させていただきますが、先に、現地活動でご協力いただいた高田さんがブログに活動の内容をビデオにまとめてくださったので、先にそちらをご紹介♪



http://blog.canpan.info/acupuncture/daily/201206/20



さて、今年度もつっぱしりますよ~!