2012年2月22日水曜日

カンボジア事務所設立への道~その1~

さて!



いよいよ来ました、今年初のカンボジア~♪



寒波が押し寄せている日本をしり目に・・・越冬モードにはいりました。



2月13日に到着



この日はカンボジア薬剤師会長へのご挨拶と新しい事務所を設立する話をしました。



で、



いざ、



家探し!



でも、プノンペン市内は最近の発展で家賃もup!!



事務所となると外国人向けのアパートなんかは使えませんし、あまり安すぎると建物が古くて水回りがよくなかったり、電力が弱くすぐ停電ってことも多いようです。



(後で聞いた話では、最近ではましになったものの、例の内戦の時の影響で霊が出るところもしばしばあるとか)



で、空港近くの新しく湖を埋め立てた場所を勧められました。



でもこちらもやはり既にスーパーマーケットもできており、その近くは家賃が900$/月



こちらの予算は500$。。。う~~ん。



といいながら少し路地を入ったところで、見つけた「For Rent」の文字!



交渉してみると。。。日本人なら500$でいいよ!



「やった!!!」



Dsc_0723small というわけで。。。





速効。。。決まりました。



縁が有る不動産というのはこういうものなのかもしれませんね・・・





この間口で1階~3階までと屋上まですべてが含まれます。





Dsc_0727small_2



町並みはこんな感じ





日本で言うところのニュータウンっぽいです。



でも、問題はこれから。



いわゆる外国人向けアパートではないので、な~んにもないのです!





冷蔵庫も洗濯機もベッドもエアコンもソファーもな~んにもないのです!



で、トイレ1フロアに一つずつで3つもあって。うち、2つはシャワーつき。



これじゃあ~な~と思い「バスタブ欲しい」と頼むと大家さん・・・「やってみるよ」



かくして、カンボジア事務所兼居住スペース兼宿泊スペースを確保できるお家をGETしました!



住めるようにするまでするのがこれまた難儀ですが・・・他の仕事もしながら進めて行きます



2012年に向けて

昨年は、震災で残った支援医薬品をカンボジアに送るという大きなプロジェクトを、皆々様の支援のおかげで無事に敢行することができました。



ここに改めてお礼を申し上げます。



あれから、ブログの更新が滞っておりましたが、進展もいろいろありました。



1つめ:例の薬草図鑑。ボランティアで東京外大の蟹江さんがカンボジア語から日本語に訳してくれた大きな2冊の本。これをもとに、京都大学大学院の薬物資源学 伊藤美千穂准教授のご支援をいただき、おなじくボランティア参加してくれている薬剤師の佐藤奈都子さんとJHPA薬草プロジェクトチーム(仮称)を発足。カンボジア保健省のNational Center of Traditional Medicineと共同で薬草に関する研究を実施していくことになりました!





2つめ:カンボジアでの事務所の設立をすることになりました。これまで使わせていただいていたカンボジア薬剤師会の部屋が諸事情により使えなくなってきてしまいましたので、これを機に、プノンペン市内で事務所の設立とカンボジアでのNGO登録を行うこととしました。





3つめ:新たに福島県薬剤師会から新たに震災で残った医薬品の引受依頼をいただきました。今回は医療用医薬品です。





今年もやること満載!



皆様のご支援もよろしくお願いいたします。